税理士 福本の独りごと

仕事中に疑問に思ったこと、調べたこと、考えたこと、たまに告知もするブログ

資金繰り計画の立て方

 

資金繰り計画の立て方について、私がしている方法をご紹介します。

まずは支出面(最初に変動の小さな項目)についての入力します。

通信費や水道光熱費、家賃など毎月の変動が少ない経費から始めます。損益計算書の年間推移から月平均を出すといいでしょう。月平均を現在から決算月の2ヵ月先まで書き出します。「減価償却費」は除いてください。(減価償却費は支出のない経費ですので)

次に変動の大きな経費です。変動の大きな経費は、金額が大きな月は、数カ月に一度発生するものから複数年に一度の支払いでまとまった金額が入っている事が多いので、これらを確認して予測します。当期だけでなく、前期・前々期の同じ月の元帳も確認しておくと確実ですよ。

次に借入金の返済額です。損益計算書の年間推移ばかり見ていると借入金の返済のことを忘れますので気を付けましょう。

次に収入面と変動経費を同時に出していきます。

収入はもちろん売上のことですが、入金サイトを確認して書き出します。当月払いなのか翌月払いなのかで変わってきますよ。

次に変動経費です。売上をあげるためには仕入をしないといけないですよね、その仕入率が何%なのかを確認して売上×?%で出します。これも支払サイトで変わってきますので、当月払いなのか翌月払いなのかに注意しましょう。

仕入以外にも変動経費はありますよ。例えば従業員さんの歩合給とかリベートなんかは売上が増えるに伴って増える経費ですから、仕入と同様に売上×?%を見込んでおきましょう。

最後に税金の納税支出を見込みます。法人の場合、今期の利益の30%ぐらいを見込んでおけばOKです。消費税は、税抜き経理の場合は仮受消費税ー仮払消費税でOK。税込経理の場合は少し難しいので、相談してくださいね。

資金繰り計画を立てる事で、会社の資金繰りを改善する処方箋にもなりますので是非作ってみてください。